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『マイ・タイムライン』とは、大雨や台風の接近にそなえて、「いつ」、「何をするのか」を整理した個人の防災計画です。
自分(家族)がとる行動を時系列に整理し、あらかじめ取りまとめておくことで、自分(家族)の行動のチェックリスト、または判断サポートツールとして役立てることができます。
自宅の周辺や避難経路を土砂災害ハザードマップを使って確認することで、災害リスクを認識し、早めの避難の明確な動機づけにつながります。
避難先をあらかじめ決めておき、自分(家族)の避難方法(徒歩・車・公共交通機関等)と避難にかかる時間を確認しておきましょう。
台風接近や大雨等の気象情報、また、注意報や警報といった避難情報を参考に、いつのタイミングで準備・避難を開始するのかを確認しましょう。
自分または家族で話し合い、実際にマイ・タイムラインをつくってみましょう。
マイ・タイムラインを作成することで、自分(家族)がとる行動が明確化しますが、一方で自然災害は想定したとおりに進行するとは限りません。マイ・タイムラインで定めたタイミングはあくまで行動を起こす目安として認識し、気象情報や避難情報等をこまめに確認しましょう。
また、自分(家族)の生活環境の変化に応じて、改めて見直しを行い、必要な防災行動について整理しておきましょう。