施設サービスについて

施設サービスは、どのような介護が必要かによって4つのタイプに分かれます。
その3つの中から入所する施設を選び、利用者が直接申し込んで施設と直接契約を結びます。
なお、要支援1・2の方は、施設サービスは利用できませんので注意してください。また、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)へ入所できるのは、要介護3からとなります。

1.介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)・地域密着型介護老人福祉施設

介護老人福祉施設（特別養護老人ホーム）

常に介護が必要で、自宅では介護ができない方が対象の生活介護が中心の施設です。食事や入浴など、日常生活の介護や健康管理を受けられます。

地域密着型介護老人福祉施設

常に介護が必要で、自宅では介護ができない方が対象の生活介護が中心の施設です。定員30人未満の小規模な施設で、食事・入浴などの介護や健康管理を受けられます。

※原則上野原市民の方が対象となります。

2.介護老人保健施設(老人保健施設)

病状が安定し、リハビリに重点をおいた介護が必要な方が対象の介護やリハビリが中心の施設です。医学的な管理のもとでの介護や看護、リハビリを受けられます。

3．介護医療院

要介護者で、主に長期にわたり療養が必要な方が対象の施設です。長期療養のための医療と日常生活上の世話の介護を一体的に受けられます。

※2024年(令和6年)3月末に廃止が予定されている介護療養型病床の転換先と位置づけられています。

市内に「介護医療院」はありません。

4.介護療養型医療施設(2024年(令和6年)3月末廃止予定)

急性期の治療が終わり、病状は安定しているものの、長期間にわたり療養が必要な方が対象の施設です。介護体制の整った医療施設(病院)で、医療や看護などを受けられます。

市内に「介護療養型医療施設」はありません。

※施設サービスを利用したときの自己負担額

施設サービス費(自己負担分)＋居住費＋食費＋日常生活費(理美容代など)