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8・ひとり歩き(徘徊)で困っているとき
ひとり歩きSOSネットワーク事業とは
高齢になっても住み慣れた地域で自分らしく安心して暮らし続けるためには、声かけや交流など日常の見守りを通じて、早期に問題を発見し必要な支援などにつなげることが求められます。
そのためには、地域全体で高齢者などを見守り支えていくことが必要となります。また、認知症などにより、外出したまま帰宅できなくなってしまい、行方不明となり捜索する事例も増えてきています。そこで、市内で事業活動をされている事業者の皆様のご協力をいただき、通常業務の中で「ちょっと気になる」、「何かおかしいな」と高齢者などの異変に気が付いたときに市役所長寿介護課地域包括支援担当にご連絡をいただくことで、地域の高齢者などを見守っていこうとするものです。あわせて、認知症高齢者などが行方不明になった場合に通常業務の中で捜索にご協力をいただき、早期発見、保護していこうとするものです。
ご家族だけでなく身近な地域の方の協力が大きな力となります。ぜひご協力をお願いします。
身近なお年寄りが帰宅できなくなる心配はありませんか?
事前登録の対象となる方
市内在住の65歳以上の方で、認知症等で行方不明になる心配のある方。
若年性認知症などで同様の心配がある場合、65歳未満でもご利用できます。
ご家族の方へ
行方不明の心配のある高齢者のご家族には、すぐにネットワークを使えるように事前登録をお勧めします。万が一のとき、どのくらいの情報を公開するのか、事前に相談して決められます。登録された情報は、上野原市と上野原警察署で保管します。捜索の際には、協力していただける事業者等へ行方不明発生当日の情報をFaxにて送信し、捜索を依頼します。
登録方法
万が一の行方不明に備え、早期発見に必要な情報や写真をご家族などの同意のもと、登録します。登録は無料です。詳しくは市役所長寿介護課(地域包括支援センター)へご連絡ください。
関連ファイル
- ひとり歩きSOSネットワーク事業(届出書) [Wordファイル/14KB]
- ひとり歩きSOSネットワーク事業(連絡用紙) [Wordファイル/13KB]
- ひとり歩きSOSネットワーク事業(登録申出書) [Wordファイル/10KB]
- ひとり歩きSOSネットワーク事業(変更届) [Wordファイル/10KB]
- ひとり歩きSOSネットワーク事業(登録辞退届) [Wordファイル/10KB]
事業の内容
日常的な見守り
通常業務の中で次のような高齢者などの異変に気が付いたときは、登録協力事業所から市役所長寿介護課地域包括支援担当へ連絡をいただきます。異変の内容が、生命・身体・財産に関わる緊急通報が必要と判断した場合は、警察署や消防署への通報が優先されます。連絡をいただいた情報を基に関係者で連携をはかり、必要な支援につなげます。
こんなサインに気づいたら
倒れているのかも?
- 新聞が数日分たまっている。
- テレビの音は聞こえるのに、チャイムを押しても出てこない。
- 何日も洗濯物が干したままになっている。
虐待されているのかも?
- 最近服が汚れていてアザのようなものがある。
- 子どもと同居してから支払いが滞るようになった。
- 家の中から怒鳴り声が聞こえる。
悪徳商法に騙されているのかも?
- 見慣れない人がよく家に出入りしている。
- 健康食品や医療器具が必要以上にある。
- 頻繁に家を修理している。
行方不明者の捜索
登録協力事業所の日常的な業務の範囲で捜索にご協力をお願いします。
行方不明者の情報を登録協力事業者等へFaxにて送信します。平日日中は防災メールでも配信されます。通常業務の範囲で捜索のご協力をお願いします。該当者を発見した時は警察署へご連絡をお願いします。