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帯状疱疹予防接種費用の一部助成について

ページID:0012424 更新日:2025年4月25日更新 印刷ページ表示

水痘・帯状疱疹ウイルス(vaticella-zoster virus:VZV)は、水痘が治癒した後も、三叉神経節等の脳神経節や脊髄後根神経節に生涯にわたり潜伏感染しますが、加齢、免疫抑制その他の原因により、VZVが再活性化し、その結果、潜伏感染をしていた神経支配領域の皮膚に帯状疱疹を発症することがあります。
80歳までに約3人に1人がかかるといわれています。
発症すると主に体の片側に水疱を伴う紅斑が帯状に広がります。症状は、痛みを伴うことが多く、3週間から4週間ほど続きます。治療の基本は、抗ヘルペスウイルス薬の使用ですが、皮膚症状が治った後も、帯状疱疹後神経痛(postherpetic neuralgia:PHN)と呼ばれる長期間にわたる痛みが続くことがあります。
PHNには根本的な治療方法がなく、何か月、ときには何年も強い痛みが残ってしまうことがあります。痛みがひどい場合には、神経の周りに局所麻酔薬を直接注射する「神経ブロック」が選択されることもあります。
50歳以上では、帯状疱疹を発症した人の約2割がPHNに移行すると言われています。発症部位によっては、角膜炎等による視力低下や失明、Ramsay-Hunt症候群(耳介部の水疱形成、顔面神経麻痺、難聴、めまい)といった合併症があります。

助成対象者

1から3の全ての条件を満たす方が対象となります。

  1. 予防接種当日において上野原市に住民登録のある方
  2. 接種日現在、50歳以上である方

接種期間(助成期間)

令和8年3月31日接種分まで

令和7(2025)年度より、帯状疱疹ワクチンが定期の予防接種となりました。(帯状疱疹ワクチン定期予防接種についてを参照してください。)

定期の予防接種が行われることになったため、帯状疱疹ワクチンに対する市の助成は令和8年3月31日までとなります。

接種を希望される方は、接種時期(以下の点)にご注意ください。
1.接種期間を過ぎてから(令和8年4月以降に)接種した場合。
2.かつ、定期接種の年齢(年度末年齢65歳より5歳刻みの年齢)でない場合。
接種の助成を受けることができませんので、全額自己負担での接種となりますので、ご注意ください。

助成対象となるワクチン

以下の2種類(生ワクチン・不活化ワクチン)より選んでいただき、接種を行うことになります。

帯状疱疹ワクチンの種類について
ワクチン名称

乾燥弱毒生水痘ワクチン
(ビケン)

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
(シングリックス)

種類 生ワクチン 不活化ワクチン
接種回数 1回

2回

接種方法 皮下注射

筋肉注射

接種間隔 1回目の接種より2か月後から6か月以内に2回目を接種
持続性 5年程度

9年以上

接種を受けられない人
  • 明らかな発熱のある方
  • 重篤な急性疾患にかかっている方
  • 水痘ワクチンによる強いアレルギー症状を起こしたことのある方
  • 妊娠中の方(接種後2ヶ月は妊娠を避ける必要があります。)
  • 副腎皮質ステロイド剤(プレドニゾロン等)、免疫抑制剤(シクロスポリン等)を服用している方
  • 明らかな発熱のある方
  • 重篤な急性疾患にかかっている方
  • 帯状疱疹ワクチンによる強いアレルギー症状を起こしたことのある方
副反応について 帯状疱疹予防を目的とした対象(50歳以上の健康成人)における国内臨床試験では、接種後50.6%(131/259人)に副反応が認められました。その主なものは、注射部位の紅斑、かゆみ、熱感、腫脹、疼痛、硬結、倦怠感、発疹でした。死亡や治験中止に至った症例はありませんでした。 2つの国際共同第3相臨床試験において、ワクチン接種後7日間(接種当日を含む)の日誌による安全性調査を行った4,884例(国内被験者186例を含む)のうち、局所(注射部位)反応は80.8%で認められ、主なものは、疼痛、発赤、腫脹でした。全身性の反応は、64.8%で認められ、主なものは、筋肉痛、疲労、頭痛でした。

主な副反応について、詳細は帯状疱疹副反応について [PDFファイル/69KB]をご確認ください。

助成金額

助成について
ワクチンの種類 ビケン(生ワクチン)​ シングリックス(不活化ワクチン)
1回あたりの助成金額 4,000円/回 10,000円/ 回

助成回数

1人につき1回まで 1人につき2回まで
  • 各医療機関が定める接種費用から表の助成額を差し引いた額が、最終的な自己負担額となります。
  • 助成については、生ワクチン・不活化ワクチンのいずれかになります。

接種までの流れ

接種を希望される方

  1. 上野原市帯状疱疹予防接種費用助成金申請書兼代理受領委任状 [PDFファイル/63KB]を準備してください。(総合福祉センターふじみ子育て保健課の窓口でもお渡ししています。)
  2. 帯状疱疹予防接種指定医療機関へ電話でご予約してください。
  3. 接種当日、「上野原市帯状疱疹予防接種費用助成金申請書兼代理受領委任状」にご記入のうえ、医療機関窓口へ申請書を提出してください。
  4. 医療機関から渡された予診票を使い、接種してください。
  5. 接種費用から市の助成金額を差し引いた額を自己負担額として支払いください。

帯状疱疹予防接種指定医療機関

医療機関の一覧
医療機関名 所在地 電話番号等 備考
長田クリニック 鶴島1934-2 0554-63-6110 ※  ビケン(生ワクチン)のみ接種
川原医院 上野原1984 0554-63-0153 接種時期については、ご相談ください。
うえのクリニック コモアしおつ3-22-5 0554-66-3690 1度受診されてからの接種になります。
西井クリニック 上野原729-1 https://nishiicl.jp/<外部リンク> Web予約のみで受付となります。
山下クリニック 上野原509-1 0554-62-6050 1度来院して頂き、予診票を渡しします。
山本内科クリニック 松留644-2 0554-63-3600 1度受診されてからの接種になります。
秋山診療所 秋山7112 0554-56-2014  
上野原市立病院 上野原3504-3 0554-62-5121

電話での予約受付
祝日及び年末年始を除く月曜日から金曜日の午後1時から午後4時まで

問診・接種
第4月曜日
問診:午後3時から
 問診が終わり次第、接種となります。

  • 予約受付状況や自己負担金等については各医療機関へ問い合わせてください。​
  • 契約医療機関以外で接種された場合は、助成の対象になりません。
  • 契約医療機関以外で接種希望の場合は、子育て保健課医療保健担当まで問い合わせてください。

 ※ 帯状疱疹ワクチン一部助成について(チラシ) [PDFファイル/267KB]を参照してください。

関連リンク

帯状疱疹ワクチンについて(厚生労働省)<外部リンク>

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