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長福寺の鰐ロ(工芸)

ページID:0001584 更新日:2023年1月23日更新 印刷ページ表示

長福寺の鰐ロ

長福寺の鰐ロの画像

概要

鰐口は平たい大きな鈴で、太い紐とともにお寺や神社につるしてお参りの時鳴らす楽器の一種です。
左の鰐口は、昔甲州街道野田尻宿の南に長峰山長福寺という寺がありました。長福寺は甲斐国三十三観音の第31番札所となっていた名刹と言われていますが、いつの日か廃寺となり、本尊の聖観世音菩薩とともに鰐口も西光寺に移されました。
大永5年(1525)に鋳造され青銅製・直径35cm、厚さ9cmで町内で最も大きなものです。表面の左右に「大永五祀乙酉八朔願主精満勧進沙門宝弥」「甲陽都留郡長峰鰐口一口借十方檀那施力以鋳之」と刻まれています。