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鰐口は平たい大きな鈴で、太い紐とともにお寺や神社につるしてお参りの時鳴らす楽器の一種です。 左の鰐口は永正8年(1511)に鋳造され、青銅製直径19cm、厚さ8cmで保存状況はきわめて良好です。 表面に「奉懸蔵王権現鰐口壱旦那虎伏ツル坊丸、甲州棡原郷テラサワ村」裏面は「永正八辛未七タ吉日、祢宜左右門之□大工守家」と刻まれています。