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1.認知症ってどんな病気?

ページID:0002076 更新日:2023年1月23日更新 印刷ページ表示

認知症は、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりするために様々な障害が起こる病気です。日常生活をするうえで支障が出ている状態が、おおよそ6か月以上継続しているものをいいます。

認知症には主に3つのタイプがあります。

アルツハイマー型認知症

認知症の原因の5~6割を占めています。脳の神経細胞が徐々に減少し、脳が縮んで小さくなっていきます。もの忘れからはじまることが多く、次第に時間や場所が分からなくなるなど、日常生活が大変になってきます。

脳血管性認知症

脳の血管がつまったり破れたりすることによって脳の働きが悪くなっていきます。脳がダメージを受けた場所によって症状が階段状に進んだりゆっくり進んだりします。やる気がなくなったり、もの忘れがあったり、洋服の着方が分からなくなるなど要領が分からなくなったりしてきます。

レビー小体型認知症

レビー小体というたんぱく質が脳の神経細胞の中にたまることによって脳が縮んで小さくなっていきます。実際にはいない人や動物などが見える「幻視」や表情が硬くなる、体の動きがぎこちなくなる、手が震えるなどの特徴的な症状が現れます。調子が良いときと悪いときの変化が大きいことも特徴です。

この他にも頭部のけが、脳が圧迫される病気、ホルモンの分泌が低下するなどの原因で認知症の症状が現れることがあります。