ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 福祉・子育て > 高齢者支援 > 認知症の取り組み > 2.認知症かな?と思ったら

本文

2.認知症かな?と思ったら

ページID:0002074 更新日:2023年1月23日更新 印刷ページ表示

早期発見と早期治療が大切なわけ

「認知症は治らない病気だから、病院に行ってもしょうがない」という人もいますが、早期発見と早期治療によって次のようなメリットがあります。

薬によって症状の進行を遅らせる。

認知症の半分以上を占めるアルツハイマー型認知症には、進行を緩やかにする薬があり、元気に過ごせる時間を長くすることができます。

治療可能な認知症がある。

病気によっては、手術などで症状が改善することがあります。

本人の思いを今後の生活に反映できる。

自分で判断でき、気持ちを伝えられるうちに今後の生活に必要な準備をすることができます。

「何かおかしいな?」「もしかしたら・・・」と思ったら、かかりつけ医や相談機関に相談してみましょう。(相談機関のページのリンク

思いあたりませんか?

  • もの忘れがひどくなってきた
  • 今までできていたことにミスが多くなってきた
  • 不安感が強くなってきた
  • やる気がなくなってきたなど

ご家族へ

認知症と診断されても、慌てないことが大事です。医療機関などへ相談する場合には、ご家族の冷静な情報がとても必要です。また、ご本人とご家族が穏やかで心地よい生活を送るためにも冷静な対応が必要です。

医療機関を受診するときの備え

本人が嫌がるときは

  • ほかの不調があることを理由に受診を勧める。
  • かかりつけ医と連携をとる。
  • 自分の付き添いとして頼む。

※日頃から本人の健康状態をみてくれる身近なかかりつけ医をもちましょう。

受診先に迷ったら

精神科・神経内科・脳神経外科などが対応することが多いのですが、病院によっては対応していないところもあります。
まずは、かかりつけ医や上野原市地域包括支援センター(市役所内 電話 0554-62-3128)へ相談しましょう。

受診するときに準備しておくとよいこと

診察は問診からはじまります。本人は症状を隠したり、取り繕ったりその場では問題なく対応できたりします。身近な家族が、次のことをメモなどにまとめ医師に渡せるとよいでしょう。(本人の前で失敗したことなどを伝えるのは、自尊心を傷つけるので避けた方が良いでしょう)

  • 今までにかかった病気や飲んでいる薬(お薬手帳の持参)
  • ふだんの様子
  • いつ頃からどんな症状がどのくらい続いているか
  • 日常生活で本人や家族が困っていることなど