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上野原市の救急医療体制について
上野原市における救急医療体制は、救急患者の症状に応じて、一次救急医療、二次救急医療、三次救急医療を行っています。この医療体制を総称して「救急医療体制」といいます。
一次救急医療体制
休日や夜間における初期段階の救急患者や比較的軽度の症状の救急患者に対応する医療体制です。
上野原市においては、一次医療機関として「上野原市立病院」が「内科、外科」の診療日時を定め、365日体制で行っています。また、お子さんが急に発熱したり、体に異変が起きたときの受診先として、富士吉田市と甲府市の2箇所の「小児初期救急医療センター」が対応しています。
小児初期救急医療センター<外部リンク>(山梨県ホームページ)
二次救急医療体制【一次救急医療の後方体制】
休日や夜間において、一次救急医療体制で扱えないような病気、入院、手術が必要な救急患者に対応する医療体制です。(主に救急による搬送患者の受入れ)
上野原市においては、一次救急医療体制同様、「上野原市立病院」が「内科、外科」の診療日時を定め、365日体制で行っているほか、南北都留地区内の医療機関が相互にこの役割を担っています。
三次救急医療体制
二次医療機関で対応できない「脳卒中、心筋梗塞、頭部外傷等」の重篤な救急患者に対応する医療体制です。
山梨県では、県立中央病院に24時間体制の救急救命センターを設置しています。
救急医療は、各医療機関が機能や役割分担をしながら、一次医療から三次医療までの救急患者の診療にあたっていて、救急医療体制は日常生活圏において完結することを主眼としており、上野原市の属する「富士・東部医療圏」では、山梨県内全域の病院が三次医療機関となっています。