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無生野の大念仏のお知らせについて
無生野の大念仏(ぶっぱらいの場面)
ユネスコ無形文化遺産への登録が決定されました。
日本政府がユネスコ無形文化遺産へ提案していた「風流踊(ふりゅうおどり)」(無生野の大念仏を含む重要無形民俗文化財41件)について、令和4年11月30日に人類の無形文化遺産の代表的な一覧表に記載(登録)するとの決議が無形文化遺産保護条約政府間委員会でなされました。
詳細は文化庁ホームページでご確認ください。
「風流踊」のユネスコ無形文化遺産登録に関する評価機関の勧告(文化庁ホームページへリンク)<外部リンク>
無生野(むしょうの)の大念仏
大念仏とは人々が一堂に集まって念仏を施す行事で、江戸時代までは各地に見られましたが、現在でも完全な形を残しているのは山梨県下では無生野地区だけです。この大念仏の起源は不明ですが、地元では今から600年以上前に非業の死を遂げた護良(もりなが)親王とひなづる姫を供養するために始まったとも言われています。現在、無生野大念仏保存会が旧暦1月16日頃と新暦8月16日の二晩、無生野集会所で披露しています。
詳細は国指定文化財等データベース(文化庁)でご確認ください。
国指定文化財等データベース(文化庁ホームページへリンク)<外部リンク>
無生野の大念仏を伝える取り組み
無生野の大念仏は、無生野大念仏保存会を中心に多くの方々に見守られて継承されています。
大念仏の本番に向けて
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本番当日は無生野大念仏保存会の方々が集まり、しめ縄・幣束・お札作成や会場を準備します。ベテランから若い世代に技術が伝えられます(平成17年撮影)
見学ツアーを開催
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令和2年2月9日、市は無生野大念仏保存会と協力して見学ツアーを開催しました。当日は会場いっぱいの見学者が迫力ある実演を楽しみました。
小学生が学習成果を発表
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令和元年11月2日、地元の秋山小学校の児童たちが父母や地域の方々を招き、無生野の大念仏の学習成果を劇仕立てで発表しました。
全国の仲間とともに
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無生野大念仏保存会は全国民俗芸能「風流」保存振興連合会に参加し、全国の民俗芸能保存会や市町村と連携して大念仏の継承に努めています。写真は都内で開かれた設立総会(平成31年2月1日)