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ザ フェイス オブ うえのはら 柴田 喜清さん

ページID:0001120 更新日:2023年1月23日更新 印刷ページ表示

本町まつりばやし保存会 会長 柴田 喜清(しばた よしきよ)さん

本町まつりばやし保存会の柴田喜清さん昭和23年4月21日生まれで70歳になる柴田さん。柴田さんは、生まれも育ちも上野原で、本町地区で生まれ育った。昨年から本町まつりばやし保存会の会長を務め、後継者の育成、地域を盛り上げたい思いで活動を続けている。柴田さんがお囃子に出会ったのは26歳の頃。人手不足で呼び出されたことが始まりだった。お囃子の世界とは無縁だった柴田さん。始めた当初は貴重な太鼓を叩くことはできず、倉庫の中でタイヤや丸太を叩き、試行錯誤しながら練習に励んだ。30歳ぐらいの頃、本町まつりばやし保存会から5人で笛の先生に弟子入りした。3年間練習を積んだが、難しい笛の世界、最後まで残ったのは柴田さんを含む2人だけだった。

継続は力なり。続けることが一番

お囃子を続ける中で、柴田さんの印象に残っているのは甲府のお祭りに呼ばれた際のこと。演奏を聞いた上野原出身の女性が感激して声をかけてくれた。柴田さんはこの出来事からお囃子の魅力を再認識し、人に懐かしさや郷愁を感じさせるお囃子をより多くの人に知ってもらいたいと思うきっかけになった。
まつりばやしの様子

最近はお囃子のレベルをあげたいと考え、外のお囃子を見て勉強したり、先月は市内のアニソンフェスにも出演を果たした。今回の出演を経て「子供たちに発表の場を設けることができて嬉しい。発表の場があれば自然と練習にも力が入る。9月2日の牛倉神社例大祭でも、お囃子の魅力を多くの人に伝えたい。」と熱い意気込みを話してくれた。
まつりばやしの様子