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ザ フェイス オブ うえのはら 安留 紀久子さん

ページID:0001088 更新日:2023年1月23日更新 印刷ページ表示

上野原市愛育連合会会長 安留 紀久子(やすとめ きくこ)さん

上野原市愛育連合会会長の安留紀久子さん昭和15年12月生まれで、77歳になる安留紀久子さん。安留さんは、40年間、母子が健やかで健康的な生活を送ることができるようにと、任意のボランティア団体「愛育連合会」の班員として、母子の暮らしをサポートしてきた。旧秋山村と旧上野原町とが合併してからは、120名の会員を抱える上野原市愛育連合会の会長として、市内のこども園や市の保健事業などの託児を行っている。また、食事制限をしてきた受診者に検診後、少しでも体を癒してあげようとおにぎりとお茶を渡す「住民検診おにぎりサービス」や、これまで地域の一人ひとりを育んできたお年寄りのみなさんに感謝の気持ちを込めてもてなす「ふれあい福寿会」なども行う。

命の大切さ伝えたい!! 愛育の力で

安留さんは「生きていくためには、人と人との繋がりが大切。だからこそ、このような私たちの活動は、人が集い繋がり合う交流の場の創出でもある」と話す。現在の愛育会の前身でもある恩賜財団母子愛育会は、昭和初期に、貧困に苦しむ母子を救おうと創設された団体。この団体の活動の根底には「命の大切さ」がある。「私たちの活動は、地道な活動の繰り返しです。しかし、人の命は尊い。だからこそ、人と人とが助け合い共に生きていかなければならない。そのための取り組みであり、命の大切さを、多くの人に伝えていく活動です」と想いを語る。
安留さん
「長年続いている活動だが、まだまだ愛育会を知らない人も多い。今後は、活動を理解し協力してくれる人を増やしていきたい。そして、同じ想いをもち、市内で活動を続ける各種団体と横の連携を強めながら、命の大切さを多くの人に伝えていきたい」と優しいまなざしで話してくれた。
安留さん