ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > 広報・広聴 > ザ フェイス オブ ウエノハラ > ザ フェイス オブ うえのはら 大久保 栄一さん

本文

ザ フェイス オブ うえのはら 大久保 栄一さん

ページID:0001068 更新日:2023年1月23日更新 印刷ページ表示

大久保 栄一(おおくぼ えいいち)さん

大久保栄一さん

昭和23年6月生まれで、69歳になる大久保栄一さん。大久保さんは、長年、保護司やボランティアなどの活動を行い、地域を陰で支えてきた。9年程前からは、『食育の一環として子どもたちに農作物の種植えや収穫を体験させてほしい』と、旧第一保育所からの願いに応え、自身が持つ畑の一角を貸して、サツマイモなどの収穫を園児たちに体験させるようになった。

友達のために、園児のために!!

園児たちは、種まきと収穫が主な仕事、その間の草むしりや生育管理などの手間のかかる作
業は、大久保さんが行う。ただ、大久保さんは、『私は、園児たちに遊んでもらっているという考え方なので、遊んでもらうためにも、その準備は苦にならない』と話す。そんな活動を続けて来た大久保さんは、今年4月から、少し寂しさを感じている。それは、園舎が移動したことで畑にいても園児の声が聞こえなくなったからだ。ただ、『それでも市内のスーパーマーケットやお祭りで園児たちが声をかけてくれると、その寂しさも薄らぎ、次の収穫体験の準備をすすめていくことができる』と話す。
大久保さんが管理するプランター

9月に蒔いた大根の種は、園児たちのようにすくすく育ち、11月中旬ごろ園児たちが収穫を行う。『このように食育の一環としてはじまったこの体験を9年間続けて来れたのは、先生たちが真剣に園児たちの健やかな成長を願い、企画しているからこそだと思う。何よりも私にとって園児たちは友達のような関係だから、これからも友達と楽しみながらこの活動を続けていきたい』と、収穫時には園児の声でにぎわう畑で話してくれた。
収穫を楽しむ子どもたち