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ザ フェイス オブ うえのはら 藤田 洋治さん

ページID:0001037 更新日:2023年1月23日更新 印刷ページ表示

ペン絵細密画師 藤田 洋治(ふじた ようじ)さん

ペン絵細密画師の藤田洋治さん

昭和24年6月生まれで、68歳になる藤田さん。藤田さんは、18歳まで宮崎県都城市で生まれ育った。市内で一番大きい電気屋を経営していた父からは、よく漫画の本を買ってもらった。その漫画のなかでも『鉄人28号』や『鉄腕アトム』が好きで、小学生の頃からそれらのキャラクターを描いたりして楽しんでいた。そんな少年期を過ごしていた藤田さんは、絵を描くことによって芸術的な感性を育み、次第に美術の道に惹かれるようになった。

一心不乱に没頭できる美術の世界

高校卒業後は、デザイナーを目指して上京。しかし、働くことの厳しさや壁にぶつかり挫折した。美術関係の仕事に就くことができなかった藤田さんは、日本経済新聞社に入社、目指していたものと違った仕事だったが、全力でその仕事に励んだ。そんなある日、同僚に誘われて社内のスケッチ会に入会。同僚と楽しみながら活動することで、芸術的な感性が蘇ってきた。スケッチ会では、美術コンクールへの作品応募が活動の一つでもあったが、藤田さんが描いた細密画の作品がコンクールでみごと入選、再び美術への道に興味を抱くようになった。ただ、その頃は、育児などで絵を本気で描くことができず『いつの日にか心惹かれる美術の道を邁進したい』と強く想うようになった。
執筆中の藤田さん

昭和52年、都内に住んでいた藤田さんは、自然豊かな上野原市に移住。そして、39年間勤めた新聞社を定年退職し、第2の人生を歩みだした。現在は、ペンで描いた細密画の作成や子どもの頃にふれていた漫画にも関心がわき、これらの作成に没頭する日々。今後は『優れた技術習得を目指すのではなく、漫画や上野原市の素敵なもの、風景を描いていきたい』と自作の漫画を手にしながら、心惹かれる美術の道を一心不乱に進むことができる喜びを伝えてくれた。
藤田さんが描いた上野原駅の北口風景
一心不乱に没頭できる美術の世界​[PDFファイル/674KB]

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