本文
ヤマビルへの注意喚起
上野原市では、高柄山や御前山など、市の南側に位置する山を中心にヤマビルが多く目撃されています。
特に湿度が高くなる6月から9月は活動が活発になるため、登山を行う際は充分注意してください。

ヤマビルについて
ヤマビルの体長は約2~5cmくらいで、シャクトリムシのように地面を移動します。移動速度は1分に1m程度。
体色は濃い茶色をしており、背中に3本の黒い縦じまがあるのが特徴です。
体温・炭酸ガス(呼気)・振動(歩いたりする動き)・光・におい・温度を感じ取る感覚器を使って人間や動物に接近し付着します。
日陰の湿った環境を好み、冬期は土の中や落ち葉の下、石の下などで越冬します。
活動時期は4月~10月頃、気温と湿度の高い雨上がりや蒸し暑い6月~9月は特に活動が活発になります。
ヤマビルは、吸血する際に吸血時の痛みをなくし、血液の凝固を妨げる「ヒルジン」という物質を出すため、吸血されていることに気が付かないことが多く、血が止まりにくくなります。
吸血させないために
野外活動を行う場合は、ヤマビルが多く生息する場所を知った上で被害を防ぐ服装をし、忌避剤の使用などの適切な予防を行いましょう。
ヤマビルは服のわずかな隙間から侵入してきます。肌の露出をなくすことが効果的です。
- 長袖長ズボンを着用。上着の裾はズボンに、ズボンの裾は靴の中に入れる
- 靴下は編み目が細かく長いものを履く
- 襟元はハイネックまたは、首にタオルなどを巻く
- ヤマビル専用忌避剤や虫よけスプレーを足下にかける
- 休憩した後は、体にヤマビルが付いていないかよく確認する
吸血されたら
ヤマビルに吸血されたら、以下の対処をしてください。
- 無理に引っ張ったりせず消毒用エタノール、ヒル専用忌避剤、虫よけスプレー、塩などをかけてはがす
- 取り除いたヤマビルを駆除する(吸血すると産卵が可能になり増えてしまうため、塩や虫よけスプレーをかける、ハサミで半分に切る、ライターの火で焼く)
- 傷口をつまんで血とヤマビルの分泌液を押し出し、消毒液や清潔な水で洗い流す(分泌液で血が固まりにくくなり、しばらく出血が続きます)
- 虫刺され薬やかゆみ止めを塗り、絆創膏などで傷口を保護する
吸血したヤマビルをそのままにしておくと繁殖し被害が拡大してしまうため、必ずその場で駆除してください。靴で踏み潰そうとしても体には弾力があり効き目がありません。
個人差はありますが傷跡がかゆい、赤く腫れるなどの症状があります。症状がよくならない場合は、皮膚科の医師にご相談ください。












