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黒田川のサイカチ
市指定天然記念物
市道新井・黒田線の道路際にあり、直下の沢水に養われています。サイカチは水辺の原野生で、別名カワラフジノキとも呼ばれます。木は高さ16メートルで、3本に分岐しています。実はサヤエンドウを大きくしたような形で、水に入れて揉むと泡立つことから、戦前はせっけん代わりに用いられました。サイカチの中では県内有数の巨樹で、昭和63年に町道拡幅工事の計画を変更して保護されました。
(上野原市教育委員会上野原市の文化財より)
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