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ヤマビルに注意しましょう!

ページID:0015665 更新日:2024年6月20日更新 印刷ページ表示

ヤマビルとは

ヤマビルとは、円筒形で体長2~5cmの伸縮自在の体を持つ焦茶色の生物です。頭と尾に吸盤があり、ほふく運動で人や動物に接近し付着します。ヤマビルは陸に住む吸血性のあるヒルで水田や池、沼に生息する吸血性のあるチスイビルとは異なります。
活動期は、4月から10月頃で、特にヤマビルの活動が活発になるのは、6月から9月頃で、特に雨の日や雨後は活動が活発です。冬季は、落葉などの下で越冬します。

ヤマビルのいる場所

日陰の湿った環境が生息しやすく、山林内の暗くて落葉が堆積している場所に生息し、吸血対象となる野生動物が通る場所に多くいます。
(例)山の沢筋や湿った窪地、獣道など

ヤマビルの吸血行動について

ヤマビルの反応するもの

体温・炭酸ガス(呼気)・振動・におい・光

ヤマビルは、これらのものに反応し、人や動物が近づくと葉などの裏側から這い出して、吸盤を使って足などに付き吸血しやすい場所へ移動し吸血します。
※1分間に1メートルと素早く移動します。

被害に遭わないための対策

  1. ヤマビルは衣服のわずかな隙間から吸血しやすい場所を探して移動します。吸血されないためには、肌を出さない服装が好ましく、潜り込む隙間をなくしましょう。また、忌避剤を塗布するとより効果的です。
  2. 1時間に1度は足元などを見てヤマビルがいないか確認しましょう。ヤマビルの好む日陰の湿った場所へ行くときは、注意して行動するか、行かないようにする。

ヤマビルのいない環境づくり

ヤマビルのいない環境づくりに向けて

  1. 草刈りや落葉かきなどをして日当たりや風通しを良くして湿った環境をつくらない。
  2. 野生動物によるヤマビルの侵入を防ぐため自宅周辺などに獣用の柵などを設置する。
  3. ヤマビルが多く生息している場所に薬剤を散布する。

ヤマビルに吸血された時の対処法

  • ヤマビルに吸血されたら次のような対処法があります。塩や消毒用エタノールなどをかけて速やかにヤマビルを取り除く。
  • 取り除いたヤマビルを駆除する(吸血したヤマビルは産卵をして数を増やしてしまうため)
    靴で踏んだだけでは、死なないことが多いので殺ヒルスプレーや火で焼くなどして駆除しましょう。
  • 傷口を指でつまんでヒルの唾液成分を搾り出し、消毒用エタノールや水で洗う。
  • かゆみを抑えるために抗ヒスタミン剤軟膏を塗布する。
  • 絆創膏などで止血する。

※体調が優れない時や症状が続く場合は、医師に相談しましょう。