下水道の役割・浄化槽の違い

下水道の役割

家庭や工場から出た汚水を終末処理場で浄化し、きれいな水にして川や海に戻す下水道は、私たちの生活環境や地球環境を守る重要な役割をになっています。

下水道の役割
公共用水域の水質保全 生活環境の改善 トイレの水洗化
汚水を処理場できれいな水にしてから流すため、川や海の水を汚さず、美しい自然が守られます。 家庭や工場から出る汚水を下水道管により流すため、周辺から汚いドブをなくし悪臭やハエや蚊の発生を防ぎ清潔で快適な生活環境になります。 清潔な水洗トイレが使えるようになるので、くみ取りの心配や住宅内部の悪臭がなくなり、快適な生活がおくれます。
清流 鴨 トイレ

下水道と浄化槽の違い

  • 下水道では、浄化槽(単独)と違って生活排水(トイレ・浴室・洗面所・台所など)のすべてを浄化します。
  • 浄化槽(単独)の場合、台所や浴室、洗面所などから出た汚水は、そのまま近所の水路に流れ込み、ドブとなって悪臭を放ったり、ハエや蚊の発生源となってしまいます。
  • 単独浄化槽や合併浄化槽の場合でも汚泥の引き抜き等が必要となり、また性能を保つため法定点検や清掃などの維持管理が義務づけられています。下水道に切り替えた場合は維持管理のわずらわしさがなくなります。

添付ファイル

下水道と合併処理浄化槽の特徴

下水道と合併処理浄化槽の特徴
  下水道 合併処理浄化槽
役割・機能 汚水処理、浸水防止、汚泥処理など多目的な施設 汚水処理のみを目的とした施設
処理対象 家庭、オフィス、学校、工場などの排水を集合処理 家庭などの排水を個別処理
適した地域 市街地・工場地帯なども含む多種多様な排水の発生地域 人家がまばらで、集合処理が効果的でない地域
施設の設置場所 下水道管は道路下、処理場は諸条件の適した場所に建設 個人の敷地に設置(個人の敷地に余地が必要)
管理の主体 都道府県・市町村(有資格者による管理) 原則として個人
施設の耐用年数 法定規定値 処理場 23年
管渠 50年
7年
実績値 処理場 15年から70年
管渠 50年から120年
躯体 30年から
機械設備 7年から15年

下水道の場合には家庭排水のほか、例えば事業所、工場、役場からの排水を含め計画対象の区域の汚水を一括して処理し、それに伴う汚泥も適切に処理する仕組みであるのに対し、合併処理浄化槽の場合には、家庭、工場、事業所とそれぞれ個別に合併処理浄化槽を設置する必要があります。
この両者を経済比較する場合には条件をそろえる必要があります。浄化槽の汚泥処理はバキューム車で汲み取り、し尿処理施設(上野原市の場合は「クリーンセンター」)で処理するため、その建設費用や維持管理費用も含めて考えなければ正しい比較とはいえません。
また、施設の耐用年数や維持管理についても充分考慮する必要があります。
簡単に言うと、地形がなだらかでまとまった集落を形成しているような地域では、集合処理としての下水道が効率的な生活排水処理施設といえますが急峻な地形や家屋の散在している地域では合併処理浄化槽が効率的な場合もありますので、地域の特性にあった生活排水処理システムを採用することが重要であるといえます。

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建設課 下水道担当

電話:
0554-62-3145
Fax:
0554-62-1086

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