ザ フェイス オブ うえのはら 藤本 国虎さん

無生野大念仏保存会会長 藤本国虎さん (秋山地区無生野)

藤本国虎さんjpg昭和10年1月生まれで、82歳になる藤本國虎(ふじもと くにとら)さん。藤本さんは、中学校を卒業したころから無生野大念仏に関わり、今では無生野大念仏保存会の会長を務める。藤本さんは、三代目の会長として脈々とこの地域で受け継がれている大念仏を守り続けている。

 

脈々と伝え繋がる、無生野大念仏

無生野大念仏は、旧暦の正月16日と太陽暦の盆8月16日の年2回行っていた。しかし、旧暦の正月に行っていた大念仏は、人口の減少や社会情勢の変化によって、その週の日曜日に行うようになった。藤本さんは、「この貴重な大 念仏を絶やさないためにも、時代の流れに合わせて実施日も変えてきた」と話す。また、「小さい頃は、大念仏が身近なもので、誰に言われるでもなく、参加するのがあたりまえだった。しかし、今は、さまざまな価値観があるため、子どもたちの気持ちをくんで踊りに誘わなければ子どもたちが集まらない」と継承の難しさを話す。

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そんななか、先月行われた大念仏には、藤本さんの孫で小学一年生の時から踊る藤本龍虎(ふじもとりゅうと)さんと佐藤秀(さとうしゅう)さんが踊った。「子どものときにおぼえた踊りは、一生忘れない。たとえ大学進学や就職でこの地を離れても、この大念仏の時だけは戻ってきて、踊ってほしい」と藤本さんは、龍虎さんたちへの想いを語る。国の重要無形民俗文化財にも指定されている「無生野大念仏」を守り続けてきた藤本さんは、「600年以上もの歴史のなかで、私が大念仏にかかわった月日は一コマに過ぎない。それでも、次の代がその一コマ一コマをちゃんとした形で繋いでいってほしい」と心に秘める想いを語ってくれた。

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